映画「コウノトリのように」


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あらすじ

<あらすじ>
 昭和三十年―兵庫県・豊岡盆地。暮らしのすぐ傍で、魚をついいばんでいたコウノトリはこの十年の間にアッという間にその数を減らしていく。

 小学・中学・高校と豊岡で過ごす征治。父親への反発から、東京の大学進学を目指す。
慈母観音のような祖母ちかの温もりと高校時代の淡い恋を胸に旅立つ征治。新天地を求めての決別の旅立ちだった。昭和四十年代、東京の大学は大学紛争の真っ只中にあった。

 この頃から農業の機械化と減反政策、圃場整備など営農環境が大きく変化し、豊岡のコウノトリも遂に絶滅。
 一方、東京で暮らす征治一家。折しも征治の娘「夢」が登校拒否に陥っていた。キャリアを捨てて子育てに没頭した妻由美子はパニックに。また、世はバブルが弾け、会社の要職についていた征治はリストラ策の推進を言い渡される。

 「コウノトリの住む町」豊岡。数多くの文豪が訪ねた城崎温泉、城下町の出石、大自然に抱かれた但馬を舞台に、征治の世代は何を求め、どう生きようとし、子ども達に何を伝えようとしているのだろうか…?この映画は、人間の野生復帰の物語である。


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